四季 2章/こめ
真夏の太陽がじりじりと
僕の体を焦がしていた
人がほとんど居ない
秘密の海辺で今日は
キミとふたりっきりでデート中
僕はサーフィンで波を自分の者にしていた
キミはずっとパラソルの下で僕の方を見ていた
僕は休憩をとろうとキミのところに
早足で向かったキミは「お疲れと」飲み物をくれた
ぼくはキミ向いてる方を見た
ソラが淡々と続いていた
僕はキミと手を取った
キミは顔を赤くして下を向いた
ぼくは笑ったそしてそっと口づけをした
キミは驚いて跳ね上がった
僕は大笑いした
キミは顔を完熟トマト見たいな顔をしていた
ぼくはそっとキミの頭をなでて
またサーフィンをしに足早に向かった
そしてこのまま時が止まればいいなと願っていた
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