知的障害者ラヴ(酒飲み乱文/奥津 強
にしてみようじゃないか。今日からまわしにブラジャー、モヒカンで町を練り歩くぐらいの「零」だ。なんもない。
それは一種、ガキの世界だな。つまり、ガキの頃、貞節、道徳観念めいたもんを押し付けられ、学校という社会生活第一歩の中で、ガキというものの中に、正しいもの、間違ったもの、という風に認識が出来てくるわけだな。
それは正しいのか? 考えた事はあるか? 裏の世界があるという事を。
俺達は、表の世界に生きている。つまり、常識の世界だ。だが、裏の概念を持ってくれば、常識とは当然、摩擦がでるわな。
だが、それこそが俺の持つべき世界だと思う。押し付けているわけじゃない。俺の世界でのだ。
どんな
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