絶望なんてぶっ飛ばせ/炭本 樹宏
すれ違い
誤解が誤解を呼び
眠れぬ夜に
僕は心の
悪循環を断とうと
文字に救いを求める
真夜中は静かで
遠回りしすぎた
人生のフラッシュバックが
僕の胸で渦潮をまきおこす
燃える太陽が大好きだ
輝く星が大好きだ
凍える冬に熱を冷ます
冷気が大好きだ
人は時代に翻弄され
迷いの迷路でさ迷い
いくつもの過ちの末に
大切なものを見つける
そう信じたい
清らかに
生きられたらいいのに
ながれるように
自然体でいきられたらいいのに
弱さに背を向けて
生きている
月日は加速していく
それでも目をまわさないように
自分らしく
自分の道を歩きたい
麗しき世界
求めても求めても
手に入れることができない
もどかしさ
崩れて行く世界のなかで
美しく愛に満ちた理想郷を
求めて
明日もあきらめず
瞳に映るすべての現実を
心に刻み生きていこう
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