人肌/小宮
 




ずっと体を持て余して

どこかにいる片割れよ

こんな風に、何か足りないと

ひとりもの憂さに浸るの










寝返りでたわんだ私の髪も開いてゆく唇も

今は受け止める人も無く

ただひたすらに甘い







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