批評ギルドの大覚アキラのサンドウィッチ/黒川排除 (oldsoup)
うような。辞書で○○という言葉を引いたら「△△に同じ」って書いてあるがごとき無念さ。おれ的には詩という言葉を中に入れてしまうと、「今から書くものは詩であるけれどその詩の中に入っている詩という言葉は一体なんなのか」ということをいちいち考えてしまうので使わないし好かないと、まあ好みの問題でした。
それはともかく後半戦。彼はかようにして二律背反的な、上であり下であるところの左であり右であるところの包括的な何かについて書いてきた。だがどうだ明くなつたろうと言った(言ってねえ)直後ぐらいからいよいよ汚いものばかり書くようになってくる。こぎれいな言葉たちはどんどん行き場をなくしていく。彼の連は細長く連
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)