批評ギルドの大覚アキラのサンドウィッチ/黒川排除 (oldsoup)
 
託そうとしているのが分かる。要するに彼は調理師めいた医者であり、即ち料理めいた薬をつくろうとしているのだそれぐらいはわかるぞそれぐらいはわかるんだ。しかし彼が用意した材料とは、果たして調理するものかされるものか? 調合するものかされるものか? 彼が使う材料なのか彼に使われる材料なのか? ここで彼はじぶんの優位性を確固たるものとせんためにそれらを分類する。それらを対立させることによって彼が神様的な。英語でいうとゴッド的な。ここにおいて彼と患者はまったく同一と化して、その、二律背反! 的なものを全部ちゃぶ台に乗せて、いい感じと言ってみせる。どうだ、いい眺めだろう? どうだ明くなつたろう。そしてちゃぶ台
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