百とせ 千歳 萬 。やおろず    /すぬかんながぐつ。 
 
千歳 百とせ 八おろずの
かみが
きたりてわれをいざなう

われ憎し ちいさきカミヨ
数々のこと 
おしえし 汝 なれど 
奪い取ること 余りに大きし 

大學の 浄土で まなびしことがらはなんだか 
ほんとうのようなきがして


わが人生つまらぬことで
過ぎており
それでもたからかわが人生にして 
                  
八おろずの神が来たりて誘うに 
われ 
それらを はねのけんとす      
            
いま最期われに遺れるうたはただ
いま 
たからかに南無阿弥陀のうた                                       
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