no name little days/無知アコ
 
あたまの中で鈍く響く痛みは
踝を舐めたところで終わった
まわる真実は唾液で溶けて
それでも解り合えることを願った
もうちょっと、
泣きたい気分でいたかったのは
腹の中で蠢く寄生虫のような
気持ち悪い感覚に似てる

素敵なままでいさせてほしかったのに
指先をなぞる背中はいつも寒さだけが先走ってた

蜂蜜
キス
緑茶
パソコンの前
ピアス
髪の毛
コッペパン
観葉植物

















消えたい感覚はいつまでも
影を追うように第九が流れる
戻る   Point(0)