明日への糧/炭本 樹宏
いましがた カチっと心のスイッチが入った
何かが 始まる合図だ
危うく 微かな 季節の変わり目
奈落の底へ落ちるのか?
まばゆい朝焼けで心の汚れをおとせるのか?
頭にくるほど 明日は来る
爪の先から頭の先まで 昨日が残る
比べていても 始まらないよね
愛は求めてないときに 訪れるもんだ
エーロスとアガペー
行ったり 来たり
あらゆる夢には
それぞれのトラウマがある
それは この世のことじゃないかもしれない
意味のない 言葉はかわいそうだ
僕は心の日記に 想いの募った言葉を焼き付ける
明日を生きる糧として
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