魔酔い/
炭本 樹宏
幸せはまよいのドアの先にある
遠く及ばない想いは 上空高く舞いあがり
地に着いた足は 知らず知らず ステップを踏み出す
通り行くまよいは歩き出す手前にある
過ぎ去った風にはもう 追いつけない
瞳で描く理想世界で 子供達と戯れよう
定まらない心は 魔が酔っているから
目を見開いて 酔いから覚めよう
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