夢〜風に吹かれて/純太
冬の日に
熱いレモン汁のような言葉を胸に納め
春の日に
春雷のような瞳で足下を叩かれた
夏の日に
かき氷より冷たい涙を流し
秋の日に
火照った月を癒す星のまぎれのように
素直になれなくても優しさが欲しくて…
もうすぐクリスマス
去年買ったカレンダーの数字が
風に吹かれていたことに気づいた
私はこの場所で
どれだけ自分をさらけ出せたのだろうか
夢は追っていても身を委ねている
北風に…南風に…
風潮に…
雲や宇宙を動かすことはできないけれど
無限の夢を叶える為
心に追い風を吹かせよう!
勇ましく 堂々と
それでも涙を流す日がきたら
その時は心に涼風を吹かせようか
まず手始めに
来年は風に吹かれてないカレンダーにしよう
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