言葉の妖精にあやつられて/炭本 樹宏
漂う秋の船にのり 言葉の妖精と戯れる時間が好きだ
無限に広がる宇宙のように 言葉は胸の響きを照らし出す
言葉遊びをする僕は 自由の遊覧船に乗って羽ばたく
せますぎる部屋で 一人の夜に 明日の風を胸に描く
せますぎる部屋で 許されない罪を犯す快感
異国の空も この国のそらに繋がっている
色んな思惑をいだいてみても、僕達は空の下 大地の上でしか生きられない
空虚な夜を いくつ過ごしただろう
うつろな目で 時間を見つめ続けた
希望
対極にあるもの
絶望
シーソーのように上がったり 下がったり
時限爆弾を背負っ
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