馬鹿でーす!/炭本 樹宏
曲がりくねった 坂道にため息
頭にパズルの重み 胸に髑髏のマークをつけながら
なかなか思いどうりに行かないなぁ
僕は彼の悪口を喉までこみ上げてきたが飲み込んだ
体中から 毒が飛び散る
となりで寝ているこの子に降りかかると大変だから
喉も渇いてないのに 缶コーヒーを買いに外に出た
こんなの簡単さ いつものことさ
僕は心の胃袋で 納得と言う名の胃液をだして
飛び込んできた悪代官を 消化した
そら 気が楽になってきた
ほら 心が軽くなってきた
空を見上げることを思い出した
今日はラッキーデー
涼しげな風 まん丸
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