地図なき人生行路/炭本 樹宏
人並みのレールには乗れなかった
もう最終電車も出たかなァ?
余裕の晩酌はもう出来ない
さまよえる 街から街へ
振り返ると情熱色のかぼそい自分がふてくされてる
何も教えてくれなかった
学校
一人で慰めてた
マジでぇ〜!?
そんなことはよくある
妹には恵まれてると言われた
僕の胸に空いた風穴を知ってか知らずか
何度も使われた単語で飾られる日々
まだ会ってない友達
どこで何してる
待ってるのに・・・
やっぱり、一人で出かけるか
四季を駆けぬけるのだ
大人は子供で
子供は大人なのだ
地図なき人生行路を進むのだぁぁぁああああ!
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