ゆつくりと 首を すげかへて さみしさ を あなたと わたくしの合間に横たはる、あの さみしさ を その一端でも 共感しやう 静かなあなた の 夢見言が わたくし の (海、) へと 甘美な原子を 投げ打つて くるのだ そして やうやく わたくしは かすかな夜の中 に わたくし自身を見つけ 子供のやうに (眠るのだ) 、