e g g/蒼穹
 
思い通りにならないことばかり 増えていって
挙句には償いきれない傷を 残していたり
腹の底から笑うことなんて もう 無理だと思っていた

誰もが 卵のような 脆い部分 持っていて
それが全てじゃなくても きっと捨てられないだけで
自分だって 卵のような 脆い存在だってこと
とっくに気付いている だから 捨てられないんだ

簡単に 割り切れて終える命なんて
初めから こんな世界に生まれないさ
星の顔色が変わる瞬間が 合図だ
そのプレッシャーを産声にして 生きるんだ

最初から 真っ直ぐ歩ける人なんて いないんだ
未来は 進めば進むほど 狭くなっていくけど
拙くても 少
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