死ぬ順番/宮前のん
 
、だけを考えると、どうしても刹那的な生き方になりがちです。
人に迷惑をかけても、嫌われても、好きなことを散々やって、人を傷つけて、みたいに
なるかもしれません、一種の自暴自棄のように。
あるいは、よもや明日は死なないだろう、とタカをくくっていると、自分の好きなことややりたい事を
押し殺してしまって、必ずどこかで後悔するような、そんな生き方になってしまうように思います。

「明日死ぬかも」と同時に「明日死なないかも」を考えると、なんとなく自分の行く道が、
生きてゆく道が見えてくるような、そんな気がするのです。


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