ハンバーグのよるごはん/
八月のさかな
かぼそい声で呼ばれた気がして
ふとたちどまった夕暮れの小道で
蜘蛛の巣の罠にはまった羽虫が食べられていた
逃げ惑う
追い詰める
私は向き直りあるきはじめる
家に帰って牛と野菜とお米を食べる
だって生きてかなきゃいけない
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