●そろもん第一の栞/みつべえ
 
た。勝手に十行詩と呼んだりしました(参照→http://www.geocities.jp/potter99rice/siy0.html)現在やっている「そろもん」は、その延長線上にあります。今度は五行詩の、しかし、あくまでも私のなかの定型の創出です。そしておそらく、ネット環境との出会いがなければ、なかった言葉たち。かつて「風羅坊」のあとがきに記したように、いまも私の思いはシンプルです。

「詩をかかない自分の家族や友人たちにも伝わるようなスタイルを思い描いてきた。現代の詩はそうした身近な人々が楽しんで読むには、あまりにも遠くまで行ってしまったように見える。次つぎにそのモードを脱ぎ捨てて新たな世界に旅立って行く詩人たちの詩は、これからも私の畏敬の的ではあるが、私はひとまず峠の茶屋を開店しようと思う。ここを足早に過ぎて行く者たち、先はまだまだ長い、ちょっと私の店に立ち寄って、ひとやすみしていかないかい?」 (「風羅坊別冊」より)
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