真夜中の汗/魚骨堂
 
梅雨時に降らなかった雨
どこに消えてしまったんだろう
照り付ける太陽から逃げ出した雨
心までからからな気がしてた

仕事なんてできなかった貴方
どこにいってしまったんだろう?
眩しすぎる太陽から逃げ出した貴方
何故か最後までやれる気がする

月さえも眠る夜中に
何ヶ月ぶりか働いた二日間
流れ落ちる汗が教えてくれたのは?
慣れないこと知ってることを
忘れないこと諦めないこと

二日目の朝終わったときに
未来がちょっとだけ近づいた
貴方がちょっとだけ変わったみたい
それがなんだかうれしくて

私は雨がどこに行ったか
なんだかわかった気がしてきた

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