六月の取り扱いについて/あとら
 


まじめに働く六月に
少しは休みをあげようと
国が「六月の日」を制定
俺はまだ死んじゃいねぇと
迷惑そうな顔をして
仕事を続ける六月の
背中がそっと濡れていた







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