亀の日/喫煙変拍子
 
ち前の負けん気でまた先頭を切り合って彼は
切れて負けるその時僕は亀の日と思う

酸化した酸素を換金するその前に必要な1026円が
亀の日っている間に始発の停止間際の微風で空気に
酸素に捕まり太陽の小便的な細い日光で余裕を持って
酸化される過程、亀の日コース

テンプルの完成度を互いに賞嘆するべきなこの世の中に、
で、
ウツムク速度だけにm/sという単位が使われるこの世の中で
、同意する間隔を微調整する操作室を純白に染める為だけに
生まれた少年が生まれたこの世の中で、その差をとれば丁度
熟した苺の半径程度しかない熟した苺の右端と中心の間の距
離は更々端っから無視をする目を瞑る誤魔化す茶化す嘲笑う
フミニジルそんな思考回路で溢れるこの亀の日きった世の中
で、

別にそんなにくたくたでない



今日は晴れたから亀の日

明日は雨だ全く亀の日

絶望の行き先は亀の日

幸福の材料とは亀の日

そんなに言うほど僕ら

くたくたでない



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