そして待つのです/秋葉竹
嫌いみたいな顔ででも好き
キラキラしたふわふわの
うぶなこころねを
もういちど取り戻したいなぁ
一緒に朝食を食べるだけで
落ち着かなくなるほど
好きな
熱い恋愛かな
澄んだ笑い声が
黄金色に輝いて聴こえる
まるで
美しい幻聴みたいなもんだと
胸を高鳴らせる
そして待つのです
とるにたらないもののようなフリで
その
複雑さを突き詰めるような
それでいてハッピーにすがりつくような
安っぽい
美しさを
渇望するように
求めてしまうのです
まるで
かつえたとき
コップ一杯の水を
欲するような
刺すほどの希求で
それを欲してしまうのです
そして待つのです
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