洗ってしまいたい/
伊藤透雪
毎日の汚れ
毎夜の穢れ
月夜の気だるさ
悉く泥だらけの
自分をスッキリ
洗ってしまいたい
まとわりつくことごとを
投げ入れて洗える洗濯機が
あればいいな
美しいあれこれに
着替えてしまい
すっかり忘れてしまいたい
桃色の頬から放たれる
言葉の連なりを
書き記しては
投げ千切っては投げ
花びらになって
大きな桜が咲くといいな
戻る
編
削
Point
(4)