生きること/
さち
生まれた命は
誰に言われなくても 生きようとする
卵の中では せっせとカラダを作り
外の世界に出会う日に備え
土に落ちた種は 根を伸ばし小さな芽を出して
太陽に愛される夢を見る
仔馬はヨロヨロしながらも立ち上がり
仔猫は目も開かないのに乳を探し当てる
息をして
栄養を取り込み
子孫を残し
死ぬまで生きる
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