手放していく/はるな
 
えたりした。亡霊の及ばない領域が増えてくると、幸福と思うようになったりもした。

でもわたしの苦しみはわたしの芯の部分にあって、いったいこの芯が倦んだまま往来を歩いて、ゆがむような心地をいつまで過ごせば良いんだろう。
この苦しみと戦って、分解して、手放すために、どれだけたくさん間違えたり人を傷つけたりするんだろう。
底の外れたエレベーターに乗っているような心地がした。夢だ夢だ、と思うとチャイムが鳴り、むすめが帰ってくる。ほっとすると同時に、なんて情けないんだろうと思った。

カウンセリングへ通って、そういう話をとりとめもなくした。20回も25回も通って、あまり系統立てて話せていることは
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