咲子?/たま
 
このわたしの、姑息な漁り火として。
いずれにしても、アルコールランプのような心許ない灯りではあるが、パンや陶器が火に灼かれて生まれるように、漢字もまた、古代人が灯した火のなかに生まれたことを、あなたはすでに知っているはずだから、わたしはわたしのおもいのままに筆を進めようとおもう。

『部首の名称』
多くの漢字は構造上二つ以上の部分に分けて考えることができる。左右二つに分ける場合はその左の部分を偏、右の部分を旁という。上下二つに分ける場合は、上の部分を冠、下の部分を脚という。これら四つのほかに上から下へ垂れ下がっている部分を垂、下部をぐるりとめぐっている部分を 、全体を包みこんでいる部分を構
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