咲子?/たま
 
、花は笑うもの、ということになる。
 中国で生まれた漢字は、たった一文字であっても単語であって、咲(ショウ)はあくまでも、笑うという意味でしかないが、もし仮に、「花が笑った」と表現しても、それはそれでとても美しい国語であり、だれもが理解できる詩ではないかとわたしはおもう。
そのことについて、咲子の漢和辞典の巻末にある、『漢字の知識』という付録から一部文章を引用させていただきたい。

『ひら仮名・かた仮名はいわゆる表音文字で、それぞれの文字は一定の発音だけをしめして意味内容を含まないが、これに反して漢字は表意文字とよばれるもので、それぞれの文字が、ある意味内容をもっており、またそれぞれが単語
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