中田満帆氏的『PERFECT DAYS』批評「悲劇を消費する人たち」/室町 礼
持ちが少しある。だけど、
そのように指摘してしまうことにどうも居心地の悪さ
を覚えるのです。中田さんが仰ることは確かに事実だ
けど(また、LGBTQ法案の成立によって主婦や子ども
に生じた公共トイレ利用へ不安などもこの「トイレッ
ト映画」?では捨象されています)けれども
それを口に出すことにためらいを感じさせるものがこ
の映画にはある。
それはなにかというと、制作者側からすれば
CMなのに労働者の苦悩なんか出して
製品が売れるかっ!
というはなしなんです。
この映画はもともと渋谷にある公共トイレを美しくハ
イテクに作り直すプロジェクト『THE TOKYO
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