erupt/ホロウ・シカエルボク
るだけで色々なものを引っ張り出すことが出来る、思考が浮上してくるよりも早くそれを書きつけなければいけない、一度意識の中に入れてしまえば指先はスピードを失ってしまう、そういえば演劇をやっていた頃、俺はアドリブが大好きだった、エチュードというやつだ、シチュエーションだけ決めて、舞台に投げ出される、覚悟さえ決めてしまえば言葉や動きはとめどなく流れ出す、行きたい方へ行けばいい、そうすれば舞台は勝手に物語を作り始める、一人で続けてもいい、誰かが入ってくるならそれでもいい、もしかしたらあらゆる表現形態の本質は、そこに存在している空気と語ることなのかもしれない、一瞬の連続を出来るだけ細かく切り刻んでいくんだ、そ
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