たぶん/
泡沫の僕
3分で沸く、その給湯ポット。
その何処までも深い腹底、
実は私は恐怖している。
ペンギン2号と彼が呼んでいるそれは、
まるっとしたお腹で温めている、私の水を。
その底はそんなに深くない、たぶん。
深そうに見えるのはカビか何か、とにかく汚れだろう。
ゴポゴポと音を立てて、無かったことにしてくれる、たぶん何かを。
私が買ってきた紅茶はそれでもいい香りがする、たぶん。
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