詩誌を終活する/たま
 
世話というか、親しい同人誌への入会を勧めています。
 私はなんとかネットと繋がっていますが、紙媒体しか知らない同人はやはり、同人誌でなければ書きつづけることが出来ないのです。
 詩誌の終活なんてあまり耳にしませんが、いつか同人誌としての使命を終える時が必ず来ます。その同人誌に拾われて育てられたのが私です。『新怪魚』への最後のご恩返しをしなければと思うのです。
 しかし、詩誌はいったいどこへゆくのでしょうか。こうして詩誌を手放そうとしている私は、今、なにひとつ語るべきものはありません。その事実を正直に言い残しておきたいと思います。
 私にとって同人誌『新怪魚』とは、海に沈められた路面電車のようなもの、つまり、魚礁だったのです。




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