好きな理由がなくても/杉原詠二(黒髪)
 
ときにくずおれ
また目指し
人は毀誉褒貶繰り返し
自分の心と価値を育てる

人から賞賛を受けて
頑張って
世界と向き合う

冷たい冬の空気が
現実を告げ
工夫と努力の必要を知らせます

人間は簡単に死んだりしませんし
心もしぶといですが
一瞬の苦しみを
逃したくはないのです

見逃した苦しみは
去って行きますけど
私は何かを掴むべきだと
考えております

もはや業を恐れません
業の深さが私の心の深さに
なればいい

鈍い空の色に
心を預けていると
だんだんと眼は
回復していきます

心の中に抱えるのは
灯と
愛する思い
全ての矛
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