歌がう/
奥畑 梨奈枝
(目的が風化して
憎しみ合う同士の顔が似てくるとな、
ほら、月が!)
(ほんまや、ゴルフボールみたいに味気ないな)
(毛穴を隠してるような東京社会詩人たちはな、)
(それ、新聞とスマホ画面と人の顔)
(ほんで自己検閲の末
とうとう毛無しになった)
(一々ぬかんでええんやて)
(しかし、壇上に落ちた
ががんぼの脚は何本ある?)
(からだに残った方の脚は?)
戻る
編
削
Point
(1)