脱出/海
錆びた鉄格子の向こうに
?月明かりが望みの影を作り出している
冷や汗が滴り床に小さな地図を描く
?これは出口への暗号だ
誰も読めない
壁が息をしている?
湿ったコンクリートの肺が
ゆっくりと膨張し
僕の名前を押しつぶそうとする
?でも僕はまだ
耳の奥に残る母の声を?握り潰さないように
手のひらを床につく
記憶の鎖がじゃらじゃらと音を立てて?
蛇のように締めつけてくる
?自分が腐っていく臭いがする?
突然天井が裂けた?
そこから零れたのは
?母ではなく自分の声だった
鎖が溶ける瞬間?
熱くて痛くて涙が出た?
僕は手のひらを上に伸ばした?
その瞬間?世界が逆さまになった
脱出とは?鉄格子を壊すことじゃなかった
?自分が檻だったと気づくことだった
楽曲は下記から聴けます
https://youtu.be/rfybyT00ueE?si=XQfWRr-WlTR2CEBw
Lyrics by 海
music＆vocals by suno AI
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