欠けた詩、炎の星だけが(回文)/水宮うみ
 

余談とデマ、そよ風が余所まで飛んだよ。
よだんとでまそよかぜがよそまでとんだよ


強いわよ、強かな田舎。但し弱いよっ。
つよいわよしたたかないなかただしよわいよっ


四方をそよ風が装う星。
しほうおそよかぜがよそおうほし


夜だ、炎の蛍よ。
よるだほのおのほたるよ

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