暴動/あらい
まるで誰かが読んでいた続きを持つように
ひとつ息をのむ ひとひらが、ふっと反転する
白線の胎動よ、屐声と馳せ来し
未生の律動をもて游ぶこの手
域をひらいた軛をほどき
舞いあがり地にかえる
ただ、どこまでも うつろう
その足はなにか求めている
躰より魂は 一歩分 まえを行く
そう 夜がね、一度くると 二度と帰れない
半磁器のからだはひんやりと似合うかしら
どうして?
そう聞かれることがある
でも、海辺のまちに住むあなたは
むかしから大した理由はない
頬をかすめ あしうらに纏わる
それだけ うなづくと 遠ざかるから
疑卵ではどうしても 強度が
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