ぼくの千年王国/中庸くん
 
ぼくのあたまのなかにいるのだってこと、随分と以前に教えてくれた友人がいる。コーティから浄化されたぼくの想いは、ジョン・レノン。



 ジョン・レノンの音楽はふるさとなのだな。ひとのこころは変わらない。ひとのチカラで変わらない。自らを振り切ったさきにある風景として自分があるとするならば、それでいいぢゃないか。



 そのためにお仕事をする必要があるのだとぼくは想う。ひとりぼっちの楽園で育てる木の実は命と智恵を宿さない。食べたらおしまいなのである。



 食べるために生きるというシンプルな祈りのなかで、はちきれんばかりのありがとうを言葉にしよう。



「お命・美味しくいただきます!」
「お命・ごちそうさまでした!」



 ジョン・レノンの生まれた日の誕生花はオミナエシ。花言葉は「約束」.



 うらみで生きてこころをあやすな。ぼくは、おまえにいっているのだ。



 おまえは「ぼく」でもあるのだ。全てのぼくが、いちばん最後に「永遠」となれるといいね。
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