もうひとつの惑星くん/中庸くん
 
えた想いに嘘はない。曖昧な言葉の意味がわからない。自閉症って、ギフトだと想う。



 どのような言葉にも秘められた結論が存在しているのだ。いくらでも鉄仮面をかぶるって、可哀想なくらい、息のできないことグレーなのやね。



 おやからかくれんぼしているアパートメントに鬼はいない。恋人だって福の顔をしていたよ。大事にできなかったね。きみの想いにくちづけしてもいなかった。



 命の祈りが遠くなって、鳴りやむようにまた近づく。働きたい!



 みんな、いいやつなんだよ。いいやつすぎて争うこともあるのだ。ふたつ目の答えを許容できること、きれいだ。


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