カオルの音   もっぷ/エヴァル−ジュ
 
は海にも雪が降るだろうと思いつつ涼む今日は七月

夏至を過ぎ心に秋の風が吹く秋が終われば命日が来る

東京の下町の路地で俯く日我が靴は得ず蹴る為の石

いっそもうワープロと辞書で暮らしたいそう思わせる今日の文明

(空がない)気づいてしまった東京の下町の路地で息をしている

夢を一つ今日また手放し歩む道手放すほどに荷が嵩をます

支払いに追われ追われる月末が重すぎる日々に週給の夢

(その人)荷択することを決めたのは理性で花k生活疲れ

東京の下町の道を歩けども蹴っ飛ばす為の石塊が無い

幸せはちっとも平等ではなくて投稿欄の家族愛達

吉野家の普通の牛丼食べ
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