道を歩く/秋葉竹
 


図書館へ
向かう時間がしあわせな
ポッと咲いてる小花をみつける


嘆かない
何年まえから誓ってる
恐怖も知らない無念も知らない


ほんとうの
心の光がみえたとき
君の寝顔にキスしたくなる


いつだって
アルコールになど頼らずに
ましろく生きると誓う真夜中


朝焼けに
向かい歩いてゆくひとを
見送ってからいく年経ったか


高原の
空気が澄んで美味しいと
真正面から素直に認める


遊歩道
楓や楢を楽しんで
並んで歩く君が綺麗だ


うららかな
ふたりで歩き進む道
天国行きのスタートなのかな






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