全行引用による自伝詩。 05/田中宏輔2
全体のかたちを持っていない者にとっては一片一片を並べあわせることができない。
(モンテーニュ『エセー』第?巻・第10章、荒木昭太郎訳)
哲学は、われわれのうぬぼれと虚栄をたたくときほど、その決断のなさ、力の弱さ、無知を率直に認めるときほど、すぐれた働きをすることはないように、わたしには思われる。
(モンテーニュ『エセー』第?巻・第17章、荒木昭太郎訳)
りっぱな魂とは、普遍的な、開放的な、すべてのことにたいして用意のできている、教えこまれてはいなくても、少なくとも教育のすることの可能な魂のことだ。
(モンテーニュ『エセー』第?巻・第17章、荒木昭太郎訳)
ジャスティン
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