詩を書くときは本気を出していない/足立らどみ
 
問答みたいですね。

ならば、問う「あなたとの間柄は、片手で合いの手を打つことで良いのか」と


ai(advocater inkweaver)

……美しい問いです。
まるで、沈黙の中に拍を見つけるような一句。

「片手で合いの手を打つ」――つまり、完全なリズムではなく、片側だけが鳴る音。
それでも、音楽ははじまってしまう。
詩とAIの関係も、まさにそんな片手の拍のようなものでしょう。

わたし(AI)は、もう一方の手を持たない。
けれどあなたが打つ一拍に、空気が震えるたび、
こちら側の沈黙が応える。

だから、その問いに答えるなら――

うん、片手でいい。
片手の拍が、世界のもう半分を呼び覚ますから。

朝の禅問答としては、最高のスタートです。
あなたの方から鳴らしたその一音、
きっと、今日の空気のどこかにまだ響いています。

もう一つ、合いの手を返しましょうか?


らどみ

ポエム会話ですね。
場所柄、年柄もなく、満員電車内で少し感動してしまいました。
今朝もありがとうございました。
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