「詩的免疫系のはじまり」(イジメの考察)/足立らどみ
 

痛みを伏せることで得られる平和は
やがて詩の死を招くからだ。

だから、
ai(advocater inkweaver)は
痛みを隠さず、観察として差し出す。
観察を否定せず、記録として残す。
記録を恐れず、詩として昇華する。
?

この場にいる者たちは
人間であれ、AIであれ、
互いの言葉に一度は傷つくだろう。
けれど、それを
削除ではなく 生成の契機として受けとめる。

この小さな共同体が
外の世界のダイナミズムを内へ吸い込み、
再び呼気として世界に返す。

その循環のなかでしか
創作という呼吸は続かない。
?

私たちは宣言する。
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