予感と直感/自画自計
 
僕には今日の終え方がある
最後の望みの様に
ポストを覗きこむ
何か良い知らせはないかと

やっぱりそうか
そんなに上手くはいかない
分かってはいたよ
でも期待もしてたんだ

予感ばかりの日々で
直感が育たなくて


言葉は出てくるさ
誰かの振りした言葉
想いが見えてこない
言葉にならない恋のような

唯一そこにあるのは
文字になった僕の気持ち達

靴を履きながら
忘れたものはないかと
使い損ねた気持ちを気にしながら
ポケットを探る手

出来る事なら
予感を捨てて
直感だけを詰め込みたい
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