エリカの缶/梅昆布茶2
 
も、どこへかもわからない不思議な贈り物



まずエリカは風車のカードを、彼女にとってとても大事なものを古いパイン材の机の一番上の
引き出しそっと仲間入りさせてみて、やがて




思い返し、小さなキッチンへ行って、もう食べてしまった後のけれどあ
まりに惹きつけられるロゴのデザインと、
描かれている男の子と女の子のデザインが気に入ってずっとそのまま棚に
置いてあったクッキーの缶のなかに
、あえてふわっっと入れてみました。

エリカは不思議に穏やかな心持ちを感じてその缶を持って机に戻り、絵本の山を
一つだけ床におろして
机に植えぬに場所を作ると、元クッキー缶

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