エリカの缶/梅昆布茶2
 
できました』そういう風に少しずつ言葉は増えて行きました。
エリカはミモザを飾り終えるとまた、カードをその小さな手に持って、ご飯の
時間も忘れるほどに眺めるのです
カードの裏側には美しい絵が印刷されてあったからです。fuukeigadesita



風景画でした。全く知らない風景です。
『怪しいものではありません』の時には風車が印象的でした


青いような緑色ようなその中間の入り混じったどこまでの草原に、とても優しげに描かれた風景。『怪しいものではありません』の時には富者が印象的でした
もともとエリカは何かしら疑った事がなかったので、全く信じました。
お返事を思っても、
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