リトルブレイン/おまる
ではないか、いや別の意味の「パパ」がいたら、話は別だが。
愉快な我が同僚諸君と上野にある「鷹」というステーキ屋に行った。店内は落ち着いた雰囲気で、まどかに広がるカウンターを構え、目前にてシェフが鉄板で調理してくれる。メニューを開いたら吃驚。1g単位の価格が載っているではありませんか!おれは何も考えずに最高級ランクを300gオーダーしたのだった。上質なお肉の晩餐は、それだけで何とも言えない優位性を演出する。口にすると、それはまるであらかじめ人に奉仕する為にこの世に存在するかの如く、舌を喜ばせる。また、旨い物は人を饒舌にさせるのである。大いに盛り上がり。誘った女の子達も楽しんでいた。ターゲットの
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