こころを騙るものよ/りつ
 
彼のこころには「恥」がない
彼のこころには「公平」がない

愛する者が此処にしかいないから
此処に綴る
それは理解できる

だが

問いかけに応えもしない
彼は「誠意」というものが解らないらしい

果たして
「誠意」なきものに
まことの愛は
貫けるのだろうか?


公平なきものの不遜さよ
そのことばの何と虚ろなことか!


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