夏休みの終わり/秋葉竹
 
 

この言葉に
論理矛盾は無いだろう

人生でいちばん若い日は今日。


薔薇に棘、日暮れの豪雨、道を打つ
雷鳴轟く、棘の必然


自由に生きるってことは
なにもその手に持たないこと

恥ずかしい、苦しみなんて、棄てたいが
それを踏まえて、生きつづけよう


いつか終わる夏休みが
今年は猛暑のせいで延長されるという

人生でいちばん若い日は今日だとしても、
子どものころなら
きっと、ただただ、嬉しかっただろうな







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